どうも、メキシコ駐在員のフアニートです。
海外駐在員は赴任先で外貨が不足しがちです。
そんな時に役に立つのが「クレジット・デビットカード」です。
しかし、よく考えずに海外でクレジットカードを使うと、思わぬ落とし穴にハマります。
他にも色々と悩みを抱えている人は多いと思います。
せっかくの海外駐在や海外旅行で、役に立たないクレジットカードは選びたくないですよね。
海外の日常生活で利用するクレジットカードは海外利用手数料が低いことと、不正利用検知システムにはじかれないカードが便利です。
結論はこちら!
- 海外利用手数料が最安&海外利用ではじかれない=WISEデビッドカード
- 日本のクレジットカードで比較的手数料が安い=エポスカード
- 国内外の空港ラウンジを無料で利用したい=楽天プレミアムカード
海外駐在や海外旅行の計画があって、クレジットカードを新しく作ろうと考えている人はぜひ目を通してみて下さい。
手続きを忘れて赴任や渡航すると、電話でのお問い合わせができなかったりと面倒です。
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海外駐在でおすすめのクレジットカード3選
海外駐在先に持っていって、便利なクレジット・デビッドカードの条件は以下の通りです。
- 海外利用手数料が安い
- 海外旅行保険がついている
- 不正利用検知システムにはじかれない
- 使える場所の多い「Visa、MasterCard」がおすすめ
この条件でおススメできるカードは以下の3つです。
名称 | WISEデビッドカード |
---|---|
年会費 | 無料 ※ただし初回発行手数料1,200円 |
ポイント還元率 | 0% |
海外利用手数料 | 0.68%~(メキシコは0.77%) |
国際ブランド | Mastercard |
海外旅行保険 | なし |
第1位の理由は「海外手数料が一番安い」ことです。
また月2回、3万円以下ならATMから現地通貨を無料で引き出せます。
駐在先から別の国に出張したり旅行したときに便利です。
メキシコに住むなら、WISEで海外送金 + WISEデビットカードでお得&便利にショッピングでどちらも使いこなせるとより節約になるで!
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名称 | エポスカード |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外利用手数料 | 1.63% |
国際ブランド | Visa |
海外旅行保険 | あり(最高500万円、利用付帯) |
第2位の理由は「海外旅行保険が利用付帯で最高500万円補償が受けれる」ことです。
またその他のメリットは以下の4つです。
- 海外で紛失・盗難にあっても24時間対応の電話窓口が各国にあって安心。不正利用も全額補償してくれる。
- 日本のクレジットカードの中では、海外利用手数料が1.63%と安い。
- 不正検知システムにはじかれにくく海外で使いやすい。
- 作るだけで2,000円分のポイントがもらえる
エポスカードは海外旅行好きに人気のカードです。
対象となる利用は以下の通りやで!
- 旅行会社で予約した海外旅行ツアー代金(募集型企画旅行)
- 海外旅行先までの航空券代
- 空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)
- 空港に向かうための新幹線、リムジンバス、タクシー乗車代金
- 海外で乗車した電車、バス、タクシー乗車代金
海外旅行保険の補償内容は以下の通りです。
エポスカードの海外旅行保険(日本出国後90日間が対象)
- 傷害死亡・後遺障害:最高500万円
- 傷害治療費用:200万円
- 疾病治療費用:270万円
- 賠償責任:2,000万円
- 救援者費用 :100万円
- 携行品損害(免責3,000円):20万円
無料でこれだけの保証がついているので、発行しておいて損はないでしょう。
日本出国後の90日間のみの保証なので、海外駐在期間をすべてカバーする保険には別で加入しておく必要はあると思います。
しかし、日本出国直後は以下のようなトラブルに巻き込まれやすいです。
- 渡航時の時の飛行機でロストバゲージ
- 環境の変化による体調不良
- 現地の治安状況がわからず盗難にあう
- 交通ルールが分からず事故に巻き込まれやすい
盗難にあったときでも保証されるので、ぜひ一枚は持っておきましょう。
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名称 | 楽天プレミアムカード |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1%~5% |
海外利用手数料 | 1.63% |
国際ブランド | Visa、Mastercard、American Express、JCB |
海外旅行保険 | あり(最高500万円、自動附帯) |
第3位の理由は「プライオリティ・パスが付帯しているので、海外の空港ラウンジを利用できること」ことです。
メリットは多いカードですが、デメリットもあります。
「年会費が11,000円(税込)かかる」ことです。
通常、プライオリティ・パスがつくクレジットカードの年会費は20,000円以上かかるものが多いです。
しかし、楽天プレミアムカードは年会費11,000円なので、非常にコスパが高いといえます。
海外駐在、海外出張や海外旅行に行く人は必須の一枚と言えます!
楽天プレミアムカードの発行には約1週間ほど、時間が必要です。
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海外駐在先で使うクレジットカードの選び方
まず、海外駐在用のクレジットカードを選ぶ4つのポイントを知る必要があります。
- クレジットカードの国際ブランドの選び方
- 海外利用手数料について知る
- 海外旅行保険
- 海外キャッシングできるかどうか
海外駐在ではどの国際ブランドを選ぶべき?
海外で使い勝手がいいブランドはVISAとMasterCardの2択です。
世界的にみた、それぞれの国際ブランドのシェアは以下の通りです。
順位 | シェア | ブランド |
1位 | 58% | Visa |
2位 | 26% | MasterCard |
3位 | 10% | 中国銀聯 |
4位 | 3% | アメックス |
5位 | 1% | JCB |
6位 | 1% | ダイナーズクラブ |
VisaとMasterCardが84%でほとんどのシェアを占めています。
海外利用時の手数料で比較する
海外でクレジットカードを使うときに注意しておきたいのが手数料です。
海外利用時の手数料は、「国際ブランドが定める基準レート」と「カード会社が設定した海外事務手数料」から計算できます。
各クレジットカードの海外事務手数料は以下の通りです。
カード | Visa | MasterCard | JCB | American Express |
エポスカード | 1.63% | – | – | – |
楽天カード | 1.63% | 1.63% | 1.60% | 2.00% |
三井住友カード | 2.20% | 2.20% | – | – |
三菱UFJカード | 2.20% | 2.20% | 2.04% | – |
イオンカード | 1.60% | 1.60% | 1.60% | – |
dカード | 2.20% | 2.20% | 2.04% | – |
日本のクレジットカードは、海外事務手数料が1.6~2.5%に設定されていることが多いです。
一方、WISEのデビットカードの手数料は、2023年6月時点では以下の通りです。
- ユーロ 0.68%
- アメリカドル 0.71%
- メキシコペソ 0.77%
- 人民元 1.27%
海外旅行保険で比較する
クレジットカードを選ぶときは、海外旅行保険の内容もチェックしておきましょう。
海外旅行保険の「自動付帯」と「利用付帯」
自動付帯…クレジットカードを持っているだけで保険が適用される
利用付帯…旅行代金をクレジットカードで支払うことで保険が適用される
またクレジットカードに付帯している海外旅行保険は、渡航後3か月以内しか保証されないケースが多いです。
海外赴任の期間をすべてカバーはできませんが、渡航したてのころは生活に慣れていません。
そのため、交通事故や盗難にあってしまうこともあるので、最初の3カ月間だけでもカバーされると安心です。
海外キャッシングができるかどうか
海外で現金が必要になったとき、海外のATMでキャッシングができる機能がついていると安心です。
複数カードを併用することで、キャッシングの上限額が高くなるようにしておくと、現地で外貨不足に困ることはありません。
「VISA」や「Mastercard」のブランドのクレジットカードやキャッシュカードを持っていれば、メキシコでキャッシングは可能です。
海外駐在前にやるべきクレジットカードの準備
海外駐在前に必須のクレジットカードの手続きを以下の5つの順番で紹介します。
- 住所を変更しておく
- WEB明細書サービスの登録(オンラインでチェックする)
- クレジットカードの有効期限を確認する(更新手続き)
- 引き落とし口座の確認
- サブカードの作成を検討する
住所を変更しておく
クレジットカードに登録している住所から転出する場合は住所変更しましょう。
- 登録している住所に家族が残る ⇒ 住所変更の必要なし。
- 住所を引き払う ⇒ 実家などに住所変更しておく。
また、赴任期間が1年以内なら、住所変更せずに郵便局の転送サービスを利用することもできます。
郵便局の転送サービスを登録すると、1年間郵便物を指定した住所に転送してくれます。
ただし、カード更新時に送られてくる簡易書留の手紙は転送されないので注意してください。
WEB明細書サービスの登録(オンラインでチェックする)
毎月の利用明細は、紙ではなくオンラインで確認するようにしましょう。
日本のクレジットカードのなかには、海外に書類(明細書など)を送付することができないカードが一部存在します。
今やオンライン明細が一般的な上、自分がどこに外出しようと確実に見られるので、これを機に変更してみることをおすすめします。
クレジットカードの有効期限を確認する(更新手続き)
クレジットカードは有効期限になると、新しいクレジットカードが郵送されてきます。
海外赴任中は新しいカードを受け取れないので、赴任中に期限がきてしまう場合は事前に更新しておきましょう。
一度、クレジットカード会社に問い合わせてみることをおススメします。
引き落とし口座の確認
海外駐在中の給与などの定期的な収入がどの銀行口座に入金されるのか確認しましょう。
勤務先や雇用形態によって、給与の支払われ方は異なります。
海外駐在員の給与の支払方法は以下の2種類となります。
- 現地の口座に現地通貨で全額入金
- 日本の口座と現地の口座に半分ずつ入金
多くの海外駐在員の場合は「日本の口座と現地の口座に半分ずつ入金」となります。
サブカードの作成を検討する
日本と違って海外では、国際ブランドがJCBであるクレジットカードを使える店舗が少なくなっています。
- VISA・MasterCard … 海外発祥のブランド(海外旅行時に便利)
- JCB … 日本発祥のブランド(日本の生活費支払いなどで便利)
現在JCBのクレジットカードしか持っていない人は、VISAかMasterCardのカードをサブカードとして発行しましょう。
FAQ:海外駐在に向けたクレジットカード選びでよくある質問
僕は海外駐在員となって、8年経ちますが、「海外駐在員のクレジットカード」について相談をたくさん受けています。
僕自身が受けた質問に対して、Q&A方式で答えていきます。
いま持っているクレジットカードは海外赴任でもそのまま使える?
結論はそのまま使っても問題ありません。
まずは、保有しているクレジットカードをチェックしてみましょう。
ロゴで「VISA」や「MASTER CARD」記載が入っていれば、基本的に世界中どこでも利用可能です。
- VISA:世界中のVISA加盟店で使える
- マスターカード:世界中のマスターカード加盟店で使える
VISAとマスターカードは、世界中のショップやレストランが加盟しています。
アメックス(American Express)は使える?
VISA、マスターカードと比べると、使える場所に制限があります。
僕が海外駐在員となった8年前と比較するとアメリカ、メキシコではアメックスが利用できる店舗は個人的な感想ですが、増えてきていると感じます。
そして、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなどは、デメリットを払拭するコスパの高さがあります。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのメリットは以下の通りです。
- カード会員専用の旅行サイトの利用でお得に旅行を楽しめる
- プライオリティ・パスの年会費無料(利用料も年間2回まで無料)
- 海外旅行時の手荷物無料宅配サービス、空港クロークサービス、航空便遅延費用補償などが付帯
- カード継続のたびに15,000円分の宿泊クーポンとスターバックス特典(ドリンクチケット3,000円分)がもらえる
- 2名以上の予約で1名無料のレストラン優待がある
JCBは使えない?
海外駐在や海外移住でJCBカードは避けたほうが良い選択肢の1つだと思います。
使えないことはないですが、VISAやマスターカードと比べて、使える場所が圧倒的に少ないです。
例えば、韓国やハワイなど、日本人がよく行く国であれば、JCBでも使うことはできます。
VISAとMasterCardはどっちが良い?
結論はどちらでもOKです。
あまり違いはありませんが、強いて言えば、MasterCardよりVISAの方が使える場所は多いので、VISAとMasterCardで迷ったら「VISA」を作っておけば間違いないです。
クレジットカードは何枚持っておくべき?
なぜなら、クレジットカードの紛失や不正利用されて、利用ストップするリスクがあるからです。
僕はメキシコの海外駐在中に強盗にクレジットカードを盗難されました。
クレジットカードの不正利用ストップや、その後の生活費の支払い手続きにとても苦労しました。
クレジットカードを2枚以上持っておけば、もし仮にクレジットカードを紛失してしまったとしても、利用ストップの手続きだけで、その後の海外生活や出張中でも支障は出なくなります。
海外生活は不測の事態が普通に起こります。
まとめ:海外赴任でおすすめのクレジットカード3選
いかがでしょうか?
海外赴任で使うクレジットカードを選ぶコツやおすすめを紹介しました。
- クレジットカードの選び方:国際ブランドはVisaとMasterCardを選ぶ。海外利用手数料が安いもの選ぶ。海外旅行保険は自動附帯が便利。
- おすすめのクレジットカード3選:1位 WISEデビッドカード、2位 エポスカード、3位 楽天プレミアムカード
しっかり準備して、充実した海外駐在生活を過ごしてな!
それでは。
Adiós
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