どうも、メキシコ駐在員のフアニートです。
今回はメキシコの治安について、実際にメキシコに駐在してみて感じたこと&どのようにして身を守ればいいかを記事にしました。
メキシコ=治安が悪すぎる!
こんなイメージを持たれている方が多いと思います。
メキシコに住んでいる日本人の数は約12,000人です。
2019年度にメキシコ日本国大使館に届けられた邦人被害は約115件です。
およそ1%(100人に1人)の日本人が事件に巻き込まれている計算になります。
決して他人事ではないと思って記事を読んで頂きたいです。
駐在員(フアニート)の体験談
強盗にあった話
これは僕のメキシコ生活1年目に起こったことでした。
仕事の帰りにスーパーマーケットへ寄って、車のトランクの整理をしていました。
その時に肩にビジネスバックを引っ掛けて、まわりを特に気にせず、整理に必死になっていました。
すると突然、後ろから2人組の大柄のメキシコ人に囲まれて、バッグを強奪されました。
二人組はそのまま車に乗って逃げました。
この時、抵抗したり、大声をあげたりすると危害を加えられることがあると理解していたので無抵抗で犯人が逃げる様を見ていました。
今考えると
自分が悪かったですね…
カバンの中にはiPhone、財布、パスポート、仕事用パソコン、ビザ、運転免許証、手帳などが入っていました。
落胆して被害届と盗難届を発行しに警察署へ行きました。
海外保険でお金は30万円戻ってきましたが、精神的ダメージは大きかったです。
今までヨーロッパやアメリカ、中国と色々な国に出張や旅行に行って、海外での生活に慣れていた僕にとってはいい経験になりました。
どれだけ海外に慣れていたとしても、決して油断してはならないと。
交通事故にあった話
実際には2回おかまをほられました。
おかまをほられる=後続車に自分の車を追突されること
2回共、信号待ちをしていて車の後ろから追突されました。
事情を聴くと…
メキシコでは走行している車の約50%が保険未加入であると言われています。
したがって運悪く無保険車に自分の車を当てられた場合、自身の車両保険を使って修理せざるを得ないです。
僕は運がめちゃくちゃ良く、2回とも、相手の保険を使って修理をしてもらいました。
不幸中の幸いです。
ただし、現場検証で最低でも2時間は必要です。
警察と保険会社の到着を待って、現場検証を行い、保険請求の手続きが完了したら解散。
待たされまくるので注意してください。
メキシコで安全を確保するには?
安全確保の3原則
① 常に用心を怠らない
② 自分の行動を予測されない
③ 目立つような服装、振る舞いはしない
常に用心を怠らない
自分の行動を予測されない
目立つような服装、振る舞いはしない
具体的な防犯対策
- 必要の無い限り、クレジットカードや銀行のカードは持ち歩かない。
- 強盗に遭遇した時のため、1,000ペソ~2,000ペソが入っている捨て財布を持ち歩く。
- 暗くなってから歩いて出かけない。
- イヤホンをしながら、外を歩かない。
- 見知らぬ人に話しかけられたときは周囲を警戒する。
- 流しのタクシーには乗らない。Uberを使う。
- 安全運転を心がける。速度違反は絶対しない。
- 車内にパソコンや高価なものを残して、駐車しない。
- 信号待ちの時は車間距離を出来るだけとって、脱出できるスペースを確保
- 車両保険には必ず加入する。
緊急時の連絡先
緊急時の連絡先は以下の通りです。
緊急通報ダイヤル(火事、事故、救急車の出動要請) | 911 |
犯罪告発ダイヤル(強盗、恐喝、麻薬密売の被害告発) | 089 |
誘拐通報ダイヤル | 088 |
「Japan Desk」日本語が通じる通報番号 | 01(800)976-7486 |
グアナファト州は日本語による緊急通報番号「Japan Desk」を設けています。
日本の110番と同様に、事故や犯罪などのトラブルに対応します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕の感想としてはこのように思ってます。
7年間なんとか無事に生きているので、それなりの対策を取れているのでは?と思ってます。
メキシコに住まれている人の手助けになれれば、嬉しいです!
それでは。
Adiós