どうも、メキシコ駐在員のフアニートです。
今回はメキシコ生活で快適な生活が送れるよう、住居探しのポイントについて記事にしました。
僕はアグアスカリエンテスで実際に物件を探し、賃貸契約してから約7年間住んでいます。
実際の体験談をリアルにお伝えします。
- メキシコの家探しの手段
- トラブルを避けるための家選びの重要ポイント
- 入居前に確認すること
- 賃貸契約に必要な書類
メキシコの家探しの手段
メキシコでの家探しの手段は大きく分けて3つあります。
- インターネットで検索する
- 不動産会社に物件を紹介してもらう
- 車か徒歩で実際に現地で探してみる
インターネットで検索する
以下のウェブサイトは大家さんや不動産の連絡先が記載されています。
気になる物件があれば、内見の日付を決めて、アポイントを取得しましょう。
vivanuncios
メキシコ最大手の不動産会社のサイトです。
大抵はこちらのサイトで良い物件が見つかります。
「Rentar」を選びエリア、ベッドルームの数、希望する家賃を入力して検索しましょう。
日本ではあまり見られませんが、メキシコではFacebookを利用した売買などの取引が多いです。
以下のような手順で家探しができます。
- 検索ボックスに「Aguascalientes renta de casa」を入力
- 気になるグループへ参加する
- 物件を選んで大家さん or 不動産会社にアポイントを取得する
不動産屋に物件を紹介してもらう
こちらは一般的な方法となります。
駐在員としてメキシコに赴任してくる人はこの方法で物件を探しましょう。
現地に精通している不動産エージェントが色々と物件を紹介してくれます。
またアグアスカリエンテスでは日本語が通じる不動産エージェントもいます。
現地法人の日本人と情報共有しながら、不動産エージェントを探しましょう。
車か徒歩で実際に現地で探してみる
上記のようにネットから賃貸物件が検索出来るサイトも増えてきています。
しかしながら、歩いて現地を散策することで掲載されていない安くていい物件が見つかる場合があります。
現地を実際に歩いて探す場合は周囲の雰囲気や治安などの様子も確認できます。
RENTA(レンタ)と書かれてる家は大家さんが賃貸を検討している家です。
看板の電話番号に直接掛けて連絡を取ると大家さんに繋がります。
不動産エージェントを通さないので家賃も安く済みます。
スペイン語に自信があって、不動産エージェントを通すのが煩わしい人におススメの方法です。
トラブルを避けるための家選びの重要ポイント
家選びで重要なポイントは以下です。
- セキュリティがしっかりしている住居
- 商業施設や職場にアクセスしやすい場所
- 家賃が相場に近い
セキュリティがしっかりしている住居
物件探しで最も重要なのはセキュリティがしっかりしていることです。
安全が確保された家とは以下の条件があります。
- 「Privada(プリバダ)」or「Fracccionamiento(フラクショナミエント)」の中にある家
- 守衛の警備の厳格さ
- 治安が良いエリアにあるか
メキシコでは高い壁に囲まれた24時間体制で警備がされているフラクショナシミエント(Fraccionamiento)という団地があります。
入口は守衛の警備員さんで訪問者の入場と退場をしっかり管理しています。
このような場所が駐在員や現地で働く日本人にとって人気の場所となります。
団地の中は安全なので散歩したり、子供たちと遊んだりできます。
しかし、見た目だけで守衛の警備が雑な場合もあります。
商業施設や職場にアクセスしやすい場所
職場や生活に必要な店などに対して交通の便が良いかも考慮しましょう。
メキシコの交通マナーは日本と比較してあまりよくありません。
なるべく事故や渋滞に巻き込まれるリスクを減らすべく、アクセスの良い場所を探すということが重要です。
家賃が相場に近い
アグアスカリエンテスで守衛付きのフラクショナミエント(Fraccionamiento)に住むとなると約10,000ペソ~35,000ペソの間となります。
家具付きで+約5,000ペソとなります。
会社の予算に合わせた場所に住むことが可能です。
入居前に確認すること
家も色々と見て次はようやく引っ越し!
その前に大家さんや仲介不動産エージェントに確認したほうが良いことが5つあります。
- シャワーはお湯がでるか?水圧は弱くないか?
- 家に欠陥はないか?ある場合は入居までに修理をお願いする
- ネット回線はすでに設置済みか
- 管理費用はあるか (家賃に含まれている?)
- 光熱費の請求月について
シャワーはお湯がでるか?水圧は弱くないか?
メキシコではシャワーのお湯が出ないことも日常茶飯事です。
お湯が出ない原因の多くは給湯器の故障です。
またメキシコのシャワーは水圧が非常に弱いです。
これは入居後のQOLに関わってきます。
シャワーの時間が長くなる=自分のプライベートの時間が無くなるです。
家に欠陥はないか?ある場合は入居までに修理をお願いする
メキシコの新築物件は新しくて清潔で魅力的です。
しかしながら欠陥も多いので非常に注意が必要です。
メキシコの建築業者は完成を急いで引き渡すことを第一優先としています。
見た目が整っていても、住み始めると水道管のパイプから水が漏れてきたり、ペンキが剥がれてきたりと、様々な不備がでてきます。
どうしても新築物件が良ければ、しっかりと家を点検して、入居までに不具合を直すようお願いしましょう。
ネット回線はすでに設置済みか
メキシコはインターネットを提供している会社が数社あります。
主にizzi、Telmexなどです。
自分の住むことになる家がどの会社の回線が設置されているか大家さんに確認してみましょう。
もし回線が設置されていなければ、事前に大家さんか不動産エージェントに設置工事を依頼しましょう。
インターネットが使えるようになるまで数日かかります。
管理費用はあるか (家賃に含まれている?)
「Privada(プリバダ)」や「Fracccionamiento(フラクショナミエント)」の中にある家の場合、管理費用を家賃と別で支払う必要がある場合が多いです。
マンションやアパートメントも同様に管理費用が必要な場合があります。
入居までに大家さんに確認しておきましょう。
大家さんが毎月支払いをしていない可能性があります。
そうなると、門の開閉や団地内の共有スペースなどを使用させてくれないという事態に陥ります。
光熱費の請求月について
自分で支払う必要のある光熱費は以下のものがあります。
※アグアスカリエンテス州での支払い月も記載します。
- 電気 (2ヵ月に1回)
- 水道 (1ヵ月に1回)
- ガス (1ヵ月に1回)
- インターネット (1ヵ月に1回)
メキシコは料金支払い日を過ぎて、未払いだった場合、速攻でサービス打ち切りされます。
家に帰って「電気がつかないな」と思って請求の確認を見てみたら、
こんなことがあるので要注意です。
最近はインターネットで支払いができますので請求書をチェックして、より便利なオンライン決済を実行しましょう。
その他
あまり重要ではありませんが、以下のことも確認できればベターです。
- 害虫駆除は大家さんで手配可能か?
- 団地内のWhatsappグループはあるか?参加できるか?
- ごみの日はいつか
賃貸契約に必要な書類
賃貸物件が決まれば以下の契約に必要な書類を揃えましょう。
スムーズな契約は今後の大家さんとの付き合いで大切となります。
- 会社の定款のコピー
- 会社の法定代理人の身分証明書のコピー
- 契約者本人のFM3のコピー
- RFC(納税者)を証明する書類
- 会社の公共料金支払いを証明する書類
- 家賃1ヵ月分のデポジット (礼金が必要な場合もある)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
住居選びは今後のメキシコ生活を左右すると言っても過言ではありません。
メキシコ到着後にしなければいけないことは以下の記事でまとめています。
みなさまのメキシコ生活が幸せなものになるよう祈っております。
それでは。
Adiós