どうも、メキシコ駐在員のフアニートです。

メキシコ駐在11年目、永住権も取得し、今もアグアスカリエンテスで生活しています。

フアニート
フアニート
今回は「メキシコの治安」について、最新データと僕の実体験をもとに徹底解説するで!

この記事では以下の内容をお伝えします。

この記事でわかること
  • メキシコの犯罪統計【2026年最新版】
  • 外務省の地域別・危険レベル一覧
  • 日本人が狙われやすい犯罪の種類と手口
  • 駐在員フアニートが実際に強盗に遭った体験談
  • 主要都市ごとの治安ガイド
  • 旅行者・駐在員向けの具体的な防犯対策
  • 緊急連絡先と被害時の対処法

メキシコに住んでいる日本人の数は約9,985人(2024年10月時点)。

2024年に在メキシコ日本国大使館に届けられた邦人の犯罪被害は41件です。

決して他人事ではないと思って、最後まで読んでいただきたいです。

ただ、先に結論をお伝えすると──

フアニート
フアニート
正しい知識を持って、基本的な対策を守れば、安全に過ごせる。11年間メキシコで生き延びた僕が断言するで!
目次
  1. メキシコの治安は実際どうなの?【2026年最新データ】
    1. メキシコの犯罪統計【最新の数字】
    2. 日本人の被害状況
    3. 【2026年2月】エル・メンチョ殺害でメキシコ全土が混乱
  2. 【地域別】メキシコの危険レベル一覧【2026年最新】
    1. 外務省の危険レベルとは?
    2. レベル3(渡航中止勧告)の地域
    3. レベル2(不要不急の渡航中止)の地域
    4. レベル1(十分注意)の地域
  3. メキシコで多い犯罪の種類と手口【日本人が狙われやすいもの】
    1. ①強盗(路上強盗・車両強盗)
    2. ②車上ねらい
    3. ③スリ・ひったくり・置引き
    4. ④短時間誘拐(特急誘拐)
    5. ⑤タクシー関連犯罪・ぼったくり
  4. 【実体験】駐在員フアニートの被害体験談
    1. スーパーの駐車場で強盗に遭った話(メキシコ生活1年目)
    2. 交通事故に2回遭った話
    3. 体験から学んだこと
  5. 主要都市・エリア別の治安ガイド
    1. メキシコシティ
    2. カンクン(キンタナ・ロー州)
    3. グアナファト
    4. アグアスカリエンテス
    5. その他の主要都市
  6. メキシコで安全に過ごすための防犯対策
    1. 安全確保の3原則
    2. 外出時の防犯対策
    3. 車に関する防犯対策
    4. 旅行者向けの防犯対策
    5. 駐在員・長期滞在者向けの防犯対策
  7. 万が一被害に遭ったら?緊急連絡先と対処法
    1. 緊急連絡先一覧
    2. 被害に遭った時の対処法
    3. 事前にやっておくべき準備
  8. まとめ:メキシコの治安は「正しく恐れる」ことが大事

メキシコの治安は実際どうなの?【2026年最新データ】

「メキシコ=治安が悪い」というイメージは根強いですよね。

実際のところ、データで見るとメキシコの治安は決して良くありません。ただし、「メキシコ全土が危険」というわけでもないのが実情です。

ここでは最新の統計データをもとに、メキシコの治安状況を正確にお伝えします。

メキシコの犯罪統計【最新の数字】

外務省の海外安全情報(2026年2月更新)によると、メキシコの犯罪状況は以下のとおりです。

メキシコの犯罪データ(最新)
  • 2025年の総犯罪件数:約202万件
  • 殺人件数(2025年):20,677件(日本の約19倍)
  • 犯罪被害の届出率:わずか約7%(実際の犯罪件数は統計の数倍以上)

殺人件数の推移を見ると、近年は減少傾向にあります。

殺人件数
2022年27,241件
2023年26,123件
2024年26,266件
2025年20,677件(↓大幅減少)

2024年10月に就任したシェインバウム大統領が治安対策に力を入れた結果、2025年の殺人件数は前年比で約21%減少しました。

フアニート
フアニート
数字だけ見ると怖いけど、減少傾向にあるのは朗報やな。ただ、日本と比べたらまだまだ圧倒的に多いから油断は禁物やで
重要:メキシコでは犯罪被害の届出率がわずか約7%とされています。つまり、実際の犯罪件数は公式統計の数倍以上と推測されます。

日本人の被害状況

2024年に大使館に届けられた邦人被害は41件でした。

2017年の164件をピークに減少傾向にありますが、軽微な被害は届け出ないケースも多いため、実際の被害件数はこれより多いと考えられます。

被害の種類件数割合
車上ねらい14件34.1%
強盗10件24.4%
その他(スリ・窃盗等)17件41.5%

発生地域別ではグアナファト州が16件で最も多く、次いでメキシコ市が7件です。

フアニート
フアニート
グアナファト州は日系企業が集中しとるから、邦人の被害も多くなるんやな。僕の住むアグアスカリエンテスのお隣の州や
サボテン君
サボテン君
日本人が多いところほど被害の報告も多い。これは頭に入れとかなあかんな

【2026年2月】エル・メンチョ殺害でメキシコ全土が混乱

2026年2月22日、メキシコ軍がハリスコ新世代カルテル(CJNG)の最高指導者「エル・メンチョ」をハリスコ州タパルパで殺害しました。

米国政府が懸賞金1,500万ドル(約23億円)をかけて追っていた「世界で最も危険な麻薬王」の死を受けて、CJNGが大規模な報復を開始。

20州で252件の道路封鎖が発生し、学校は休校、銀行は閉鎖、航空便は欠航と、メキシコの社会機能が一時的に麻痺する事態になりました。

フアニート
フアニート
メキシコ駐在11年の僕でも、ここまでの事態は初めてや。僕の住むアグアスカリエンテスでも周辺道路が封鎖されて、一時外出できない状況やった

この事件の詳細と、日本人が取るべき行動については以下の記事で解説しています。

【2026年2月】メキシコ治安が緊急悪化|エル・メンチョ殺害で20州252件の道路封鎖【現地駐在員が解説】2026年2月22日、メキシコ軍がCJNG最高指導者エル・メンチョを殺害。報復で20州252件のナルコブロックが発生しOXXO69店舗が焼き討ちに。メキシコ駐在歴11年の筆者がアグアスカリエンテス現地から、外務省安全情報・休校閉鎖状況・日本人が取るべき行動を解説します。...
【2026/2/24最新】メキシコ治安危機3日目|死者74名に修正・W杯開催地変更の危機・コード・レッド解除へ【現地駐在員が徹底解説】メキシコ治安危機3日目。死者数が74名に上方修正、FIFAがW杯グアダラハラ開催に懸念、コード・レッド解除へ。CJNG後継者不在で今後の暴力激化リスクも。アグアスカリエンテス駐在11年の筆者が現地一次情報で徹底解説。...
⚠️ 重要:カルテル指導者の殺害・逮捕の直後は報復による治安悪化が起きやすい時期です。このような事態が発生した場合は、外出を控え、大使館からの安全情報に従ってください。

【地域別】メキシコの危険レベル一覧【2026年最新】

外部サイト:外務省海外安全ホームページ

メキシコの治安は地域によって大きく異なります

外務省は地域ごとに「危険レベル」を設定しており、これを確認することがメキシコ渡航の第一歩です。

外務省の危険レベルとは?

危険レベルの意味
  • レベル3:渡航中止勧告 → すべての渡航を控えるべき
  • レベル2:不要不急の渡航中止 → 観光など不要不急の渡航は控えるべき
  • レベル1:十分注意 → 渡航は可能だが、十分な注意が必要

レベル3(渡航中止勧告)の地域

地域主な理由
ゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺武装集団・犯罪組織の抗争が頻発。2024年に市長が就任直後に殺害される事件も発生。
フアニート
フアニート
レベル3の地域には絶対に行ったらあかん。どんな理由があっても渡航は控えてな!

レベル2(不要不急の渡航中止)の地域

地域主な理由
シナロア州麻薬カルテルの内部抗争が激化。2024年に危険レベル引き上げ。
グアナファト州南部(セラヤ市・サラマンカ市)犯罪組織間の覇権争いによる殺人事件・銃撃戦が頻発。
コリマ州犯罪組織の活動が活発。
サカテカス州複数の犯罪組織が勢力争い。
チワワ州フアレス市2024年の殺人件数が市内で900件超。
バハ・カリフォルニア州ティファナ市2024年の殺人1,754件、強盗3,572件。
ミチョアカン州(一部地域除く)自警団と犯罪組織の抗争。
タマウリパス州(米国国境の一部)犯罪組織の拠点。

レベル1(十分注意)の地域

日本人旅行者に人気の観光地を含む多くの地域はレベル1に設定されています。

主な地域補足
メキシコシティ首都。観光地は比較的安全だがスリ・強盗に注意。
キンタナ・ロー州(カンクン)リゾートホテルゾーンは比較的安全。
グアナファト州(南部除く)日系企業集中エリア。世界遺産の街。
アグアスカリエンテス州日系企業が多く進出。比較的治安良好。
ケレタロ州駐在員が多く居住。治安は比較的安定。
オアハカ州人気観光地だが夜間の単独行動は避ける。
ハリスコ州(グアダラハラ)観光地は警察が巡回。日没後は注意。
フアニート
フアニート
レベル1でも「安全」って意味ちゃうで!「十分注意して」ってことやからな!
サボテン君
サボテン君
渡航前に外務省の海外安全ホームページで最新情報をチェックするんやで!

メキシコで多い犯罪の種類と手口【日本人が狙われやすいもの】

メキシコで日本人が巻き込まれやすい犯罪を、実際の被害事例をもとに解説します。

①強盗(路上強盗・車両強盗)

2024年の邦人被害10件中、8件でけん銃が使用されています。

よくある強盗の手口
  • 路上を歩いているときに後ろから近づき、銃やナイフを突きつけて所持品を奪う
  • 車で走行中に前方を塞がれ、武装した犯人が降りてくる
  • 駐車場で車のトランクを開けている隙に、バッグを奪い逃走する

特に高速道路45D(グアナファト~ケレタロ間)での車両強盗は昼夜・国籍を問わず多発しています。

最重要ポイント:強盗に遭遇したら絶対に抵抗しないでください。抵抗すると危害を加えられる可能性が一気に高まります。命が最優先です。

②車上ねらい

2024年の邦人被害で最も多かった犯罪です(14件、34.1%)。

手口としては、駐車中の車の窓ガラスを割って車内の荷物を盗むケースが大半です。

フアニート
フアニート
車内に電子機器があるかどうかを探知する装置を持っている犯罪者もおる。トランクに隠しても油断したらあかんで!

③スリ・ひったくり・置引き

観光地や公共交通機関で最も発生しやすい犯罪です。

よくある手口
  • 「鞄が空いてますよ」「服が汚れてますよ」と声をかけて注意をそらし、仲間が盗む
  • 混雑した地下鉄やバスの中で、気づかないうちにポケットや鞄から抜き取る
  • レストランで椅子の背にかけたバッグを持ち去る

④短時間誘拐(特急誘拐)

流しのタクシーに乗った際に、ATMを連れ回されて現金を引き出させられるという手口です。

メキシコ特有の犯罪で、短期旅行者や駐在員にとって高いリスクとなっています。

フアニート
フアニート
流しのタクシーにはあんまり乗らんほうがええな。移動はUberかDidiを使うんやで!

⑤タクシー関連犯罪・ぼったくり

流しのタクシー(リブレ)の運転手が犯罪に関与しているケースが多発しています。

強盗だけでなく、観光客に対するぼったくり(メーターを使わない、遠回りする等)も日常的に発生します。

安全な移動手段
  • Uber:料金が事前に確定。車両情報・ドライバー情報が記録される。
  • Didi:メキシコで人気の配車アプリ。使い方はUberとほぼ同じ。
  • ホテル手配のタクシー:ホテルに依頼して呼んでもらうのも安全。

【実体験】駐在員フアニートの被害体験談

ここからは僕自身の体験を話します。

フアニート
フアニート
結果から話すと僕は11年間で強盗にあったこと1回、交通事故に巻き込まれたこと2回やで
サボテン君
サボテン君
まぁまぁ巻き込まれとるな…でも11年間で1回ってことは、対策次第で防げるってことやな

スーパーの駐車場で強盗に遭った話(メキシコ生活1年目)

これは僕のメキシコ生活1年目に起こったことでした。

仕事の帰りにスーパーマーケットへ寄って、車のトランクの整理をしていました。

その時に肩にビジネスバッグを引っ掛けて、まわりを特に気にせず、整理に必死になっていました。

すると突然、後ろから2人組の大柄のメキシコ人に囲まれて、バッグを強奪されました。

二人組はそのまま車に乗って逃げました。

この時、抵抗したり、大声をあげたりすると危害を加えられることがあると理解していたので無抵抗で犯人が逃げる様を見ていました。

今考えると──

フアニート
フアニート
そんなとこでトランク整理すな!家に帰ってからやれぃ!

自分が悪かったですね…

カバンの中にはiPhone、財布、パスポート、仕事用パソコン、ビザ、運転免許証、手帳などが入っていました。

生活に必要なもの全部を一気に失いました。

落胆して被害届と盗難届を発行しに警察署へ行きました。

海外保険でお金は30万円戻ってきましたが、精神的ダメージは大きかったです。

パスポートやビザの再発行手続きだけでも数週間かかりました。

今までヨーロッパやアメリカ、中国と色々な国に出張や旅行に行って、海外での生活に慣れていた僕にとってはいい教訓になりました。

教訓:どれだけ海外に慣れていたとしても、決して油断してはならない。
フアニート
フアニート
この日以降は防犯対策をしっかりしていたので、それ以降の10年間で犯罪に巻き込まれることはありませんでした

交通事故に2回遭った話

実際には2回おかまをほられました

おかまをほられる=後続車に自分の車を追突されること

2回共、信号待ちをしていて車の後ろから追突されました。

事情を聴くと…

メキシコ人
メキシコ人
スマホ見ながら運転してたらぶつかった!
フアニート
フアニート
めちゃくちゃ正直やん…許したろ!

メキシコでは走行している車の約50%が保険未加入であると言われています。

したがって運悪く無保険車に自分の車を当てられた場合、自身の車両保険を使って修理せざるを得ないです。

僕は運がめちゃくちゃ良く、2回とも相手の保険を使って修理をしてもらいました。

不幸中の幸いです。

ただし、現場検証で最低でも2時間は必要です。

警察と保険会社の到着を待って、現場検証を行い、保険請求の手続きが完了したら解散。

待たされまくるので、車両保険への加入と、事故時は気長に対応する心構えが大事です。

体験から学んだこと

11年間の経験から言えること
  • 強盗に遭った1年目以降、防犯対策を徹底したら被害ゼロ
  • 対策を怠ると被害に遭う。対策をすれば防げる。
  • メキシコは「正しく恐れる」ことが大事

主要都市・エリア別の治安ガイド

「自分が行く場所は安全なのか?」が最も気になるポイントだと思います。

ここでは主要都市ごとの治安状況を、駐在員としての肌感覚も交えて解説します。

メキシコシティ

メキシコ国旗

危険レベル:1(十分注意)

メキシコの首都であり、最大の都市です。

殺人や強盗は年々減少傾向にありますが、それでもメキシコ政府によると市内で発生する犯罪は1日あたり約640件とされています。

メキシコシティの治安ポイント
  • 比較的安全:ポランコ地区、コンデサ地区、ソナ・ロサ、コヨアカン
  • 絶対に行ってはいけない:テピート地区(麻薬関連の凶悪事件が多発)
  • 注意:地下鉄でのスリが多い。特にラッシュ時。
  • 補足:標高約2,240mのため高山病にも注意
フアニート
フアニート
メキシコシティは何度も行くけど、観光エリアは日中なら普通に歩ける。ただ夜間の一人歩きは避けるべきやな

カンクン(キンタナ・ロー州)

危険レベル:1(十分注意)

世界有数のビーチリゾートで、日本人観光客にも大人気のエリアです。

リゾートホテルが立ち並ぶ「ホテルゾーン」は警備が手厚く、比較的安全です。

ただし、ダウンタウンに出ると治安レベルが変わるので、夜間の外出は控えましょう。

グアナファト

危険レベル:1(十分注意)※南部はレベル2

カラフルな街並みが世界遺産に登録されている、メキシコ屈指の観光都市です。

観光エリアの中心部は夜でもライトアップされて観光客や音楽団で賑わいますが、路地裏や地下道には入らないようにしましょう。

注意:グアナファト州の南部(セラヤ市・サラマンカ市付近)はレベル2です。犯罪組織の抗争が頻発しているため、不要不急の渡航は避けてください。

アグアスカリエンテス

危険レベル:発出なし(周辺州よりも安全)

僕が11年間住んでいる街です。

日系企業が多く進出しており、日産やメキシコ日本商工会議所の拠点もあります。

フアニート
フアニート
正直、アグアスカリエンテスは比較的治安が良い。夜もレストランに食事に出かけられるレベルやで

ただし「比較的安全」というだけで、日本と同じ感覚で過ごしてはいけません。

アグアスカリエンテスで気をつけること
  • 車上ねらいは発生している。車内に荷物を置いて離れない。
  • 夜間は車かUberで移動。徒歩は避ける。
  • セキュリティ付きの住宅地に住むのが基本。

その他の主要都市

都市危険レベルポイント
ケレタロレベル1駐在員が多く居住。守衛付き住宅地が充実。日系・韓国系企業が多い。
グアダラハラレベル1メキシコ第2の都市。観光地は警察巡回あり。日没後は人通りが減少。
オアハカレベル1独自の文化・食が人気。2025年の邦人強盗傷害事件あり。夜間の単独行動は危険。
サン・ミゲル・デ・アジェンデレベル1芸術の街。外国人移住者が多く、観光地の治安は比較的安定。

メキシコで安全に過ごすための防犯対策

フアニート
フアニート
11年間の経験、知識を存分に披露するで!これが一番大事なセクションや!

安全確保の3原則

まず、すべての基本となる3つの原則を頭に叩き込んでください。

安全確保の3原則

① 常に用心を怠らない
② 自分の行動を予測されない
③ 目立つような服装・振る舞いをしない

① 常に用心を怠らない

外出時は常に周囲を意識してください。スマートフォンを見ながら歩く、イヤホンで音楽を聴きながら歩くといった行動は「私は無防備です」と宣言しているようなものです。

フアニート
フアニート
僕が強盗に遭ったのも、まさに用心を怠ったからやった。みんなは同じミスをしないでな!

② 自分の行動を予測されない

毎日同じ時間に、同じルートで通勤していると、犯罪者にパターンを把握されて誘拐や強盗のターゲットにされやすくなります。

サボテン君
サボテン君
たまには家を早く出て、違うルートで通勤するとか工夫しような!道順や行動がパターン化すれば犯人に標的にされやすいで

③ 目立つような服装・振る舞いをしない

最新のiPhone、高級腕時計、ブランド品を身につけていると、犯罪者に「この人は金を持っている」と判断されます。

現地の生活に溶け込んだ服装を心がけましょう。

外出時の防犯対策

外出時に守るべきこと
  1. クレジットカードや銀行カードは必要最低限だけ持ち歩く
  2. 強盗用に捨て財布を用意する(1,000〜2,000ペソ入り)
  3. 暗くなってからは歩いて外出しない
  4. イヤホンをしながら外を歩かない
  5. 外でスマートフォンを使わない(iPhoneを持っている=お金を持っていると判断される)
  6. 見知らぬ人に話しかけられたときは周囲を警戒する
  7. ブランド品・高級腕時計・貴金属は身につけない
  8. バッグは体の前で持ち、ファスナーを閉める
フアニート
フアニート
捨て財布は本気でおすすめ。万が一強盗に遭ったとき、これを渡せば犯人はすぐ逃げる可能性が高い。実際に捨て財布で助かった人がいるで。

車に関する防犯対策

車に関して守るべきこと
  1. 流しのタクシーには絶対に乗らない。Uber か Didiを使う。
  2. 安全運転を心がける。速度違反は絶対しない。
  3. 車内にパソコンや高価なものを置いて駐車しない(トランク内も不可)
  4. 信号待ちの時は車間距離を出来るだけとって、脱出できるスペースを確保
  5. 車両保険には必ず加入する(約50%が保険未加入の国)
  6. 夕暮れ以降のガソリンスタンドでの給油は避ける(給油中は逃げられない)
  7. 高速道路45D(グアナファト〜ケレタロ間)は特に警戒する

旅行者向けの防犯対策

メキシコ旅行を計画している方は、以下の対策を必ず実行してください。

旅行者が出発前にやるべきこと
  1. 海外旅行保険に必ず加入する(僕は保険のおかげで30万円戻ってきた)
  2. 外務省の「たびレジ」に登録する(最新の安全情報がメールで届く)
  3. パスポートのコピーを紙+クラウドで保存
  4. 緊急連絡先をスマートフォンに登録
  5. 目的地までの道順を事前に頭に入れておく(外でスマホを見ない工夫)
旅行中に守るべきこと
  1. 宿泊はセキュリティの整ったホテルを選ぶ
  2. 移動はUberか、ホテル手配のタクシーを使う
  3. パスポートの原本はホテルの金庫に保管。コピーを持ち歩く。
  4. 夜21時以降は出歩かない
  5. 人気のない路地裏には入らない

駐在員・長期滞在者向けの防犯対策

駐在員が実践すべきこと
  1. 在留届を必ず大使館に提出する
  2. 通勤ルートを定期的に変える
  3. 住居はガードマン付き住宅地を選ぶ
  4. 海外駐在員保険の補償内容を確認する
  5. 大使館・総領事館からの安全情報メールに注意を払う
  6. 家族帯同の場合、家族にも防犯意識を共有する
  7. 日本人コミュニティの情報網を活用する(被害情報の共有がある)
フアニート
フアニート
駐在員や日本人在住者同士の情報共有はめちゃくちゃ大事。「あの辺で最近被害が出た」とか、大使館からの情報より早く回ってくることもある

万が一被害に遭ったら?緊急連絡先と対処法

どれだけ対策していても、100%犯罪を防ぐことはできません。

万が一の時に備えて、緊急連絡先と対処法を必ず頭に入れておいてください。

緊急連絡先一覧

連絡先番号
緊急通報ダイヤル(警察・消防・救急)911
犯罪告発ダイヤル(強盗・恐喝・麻薬密売の被害告発)089
誘拐通報ダイヤル088
Japan Desk(日本語対応・グアナファト州)01(800)976-7486
在メキシコ日本国大使館+52-55- 5211-0028(代表番号が不通の場合: +52-55-5091-3081)
在レオン日本国総領事館+52-477- 343-4800(代表番号が不通の場合: +52-55-5091-3081)
フアニート
フアニート
グアナファト州の「Japan Desk」は日本語が通じる通報番号やで。日本の110番みたいな感じで使えるから、覚えておくだけでも安心感が違う

被害に遭った時の対処法

被害直後にやるべきこと
  1. 身の安全を確保する(強盗に遭ったら絶対に抵抗しない)
  2. 911に通報する(英語が通じない場合もあるのでスペイン語のフレーズを覚えておく)
  3. 警察に被害届を提出する(保険請求に必要)
  4. 大使館・総領事館に連絡する
  5. 海外保険会社に連絡する
  6. パスポート盗難の場合は大使館で再発行手続き
  7. クレジットカード盗難の場合はカード会社に連絡して停止
スペイン語フレーズ(緊急時):
・「助けて!」= ¡Ayuda!(アユーダ)
・「強盗です!」= ¡Robo!(ロボ)
・「警察を呼んでください」= Llame a la policía(ジャメ ア ラ ポリシア)

事前にやっておくべき準備

渡航前に準備しておくこと
  • 緊急連絡先をスマートフォンに登録しておく
  • パスポート・ビザのコピーを紙+クラウドの両方で保存
  • 海外保険の証書番号・連絡先を控えておく
  • 外務省「たびレジ」に登録する(短期旅行者向け)
  • 在留届」を提出する(3ヶ月以上滞在する方)

まとめ:メキシコの治安は「正しく恐れる」ことが大事

最後まで読んでいただきありがとうございます。

メキシコ駐在11年目の僕の結論はこうです。

フアニート
フアニート
最低限のことを守れば、犯罪や事故に巻き込まれることは防げる。大事に至らない。
この記事のまとめ
  • メキシコの治安は地域によって大きく異なる。外務省の危険レベルを必ず確認する。
  • 2025年の殺人件数は20,677件で減少傾向だが、日本の約19倍。油断は禁物
  • 日本人被害で最も多いのは車上ねらいと強盗
  • 強盗に遭ったら絶対に抵抗しない。命が最優先。
  • 安全確保の3原則:①用心を怠らない ②行動を予測されない ③目立たない
  • 流しのタクシーには絶対乗らない。Uber or Didi。
  • 捨て財布を持ち歩く。海外保険に必ず加入する。
  • 緊急通報は911。日本語対応のJapan Deskは01(800)976-7486

メキシコは治安面でリスクがあるのは事実です。

でも、正しい情報を持ち、適切な対策を取れば、メキシコの素晴らしい文化、食、人の温かさを存分に楽しめます

11年間なんとか無事に生きているので、それなりの対策を取れているのでは?と思ってます。

メキシコに旅行される方、これから駐在される方の手助けになれれば嬉しいです!

それでは。

Adiós

ABOUT ME
フアニート
メキシコ駐在ラボ運営者。メキシコ駐在歴11年。メキシコ、海外駐在、スペイン語などについて有益な情報発信を心掛けます。運営者はメキシコ永住権、DELE B2、TOEIC835点を保有してます。メキシコ年金還付サービス、スペイン語通訳・翻訳、Webライター、Web制作サービスを提供しています。