どうも、メキシコ駐在員のフアニートです。
今回は海外在住者が日本へ一時帰国した際に消費税10%を免税で消耗品や日用品を購入する方法について紹介します。
一時帰国したときはもちろん日本の食料品や日用品を爆買いしますよね?
そんな時に必ず役に立つ制度です。
海外在住者はコロナ過での特別定額給付金の10万円をもらえず、悔しい思いをしましたよね?
今回はそれを取り返すべく、本制度を利用して買い物しましょう。
消費税10%を免税で買い物するための流れ(概要)
✨海外在住者(非居住者)は消費税10%免税✨
✅入国時に入国スタンプをもらう
✅免税店で5,000円以上購入
✅レジで免税を伝える、パスポート提出
✅書類と免税品を受け取る
✅半年以内に日本を出国
✅出国時に空港の税関で書類を提出海外在住者は一時給付金等が貰えないので免税利用して取り返そ🙋♂️
— フアニート🇲🇽メキシコ駐在員✖️ブログ (@Juanito_agsmx) December 29, 2021
消費税10%を免税で買い物できるための条件とは
免税の対象者は「非居住者」
日本で消費税の免税の条件を満たしているのは「外国人旅行客」と「非居住者」です。
① 日系企業の現地法人や駐在員事務所に勤務する人
② 海外勤務者に帯同している家族
③ ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ所有者
④ 海外に2年以上滞在を予定する留学生
⑤ その他海外での滞在期間が2年以上を予定する人
⑥ 日本への一時帰国の期間が6ヵ月未満の人
1回の購入金額合計は5,000円以上500,000円以下(税抜き)
免税を受けるための条件は1回の購入金額が5,000円以上500,000円以下(税抜き)となります。
また事業用や販売用に日用品や一般物品を購入する場合は免税対象外なので要注意です。
消耗品は日本で開封せずに、30日以内に海外へ持ち出す
一般品と消耗品については対応が違ってきます。
以下に違いについてまとめました。
① 一般品:家電製品、カバン・靴、衣料品、時計、宝飾品、民芸品など
② 入国後、6ヵ月以内に日本から持ち出す必要がある。
③ 日本国内での梱包の開封が可能。
① 消耗品:食品、飲料、化粧水、民芸品
② 購入後、30日以内に日本から持ち出す必要がある。
③ 購入後に特殊梱包される。その為、日本国内での開封は不可。海外へ渡航後に開封が可能になる。
一時帰国の期間が30日を超える場合は、最後の30日間に買い物しましょう。
消耗品の持ち出し義務の期間がとても短いので注意しましょう。
入国時に入国スタンプをもらう
パスポート写真のように帰国と書かれたスタンプを必ず押してもらいましょう。
最近は顔認証ゲートが主流ですが、消費税の免税で買い物を検討している人は
必ず、入国審査官がいる場所へ行きスタンプを押してもらうよう希望しましょう。
この帰国スタンプが無ければ、免税で買い物が出来なくなるので必ず押してもらいましょう。
顔認証ゲートはIC旅券のICチップ内の顔の画像と、顔認証ゲートのカメラで撮影した顔の画像を照合して本人確認を行います。
審査の厳格さを維持しつつ更なる円滑化を図ることを目的とするものです。
免税店で買い物→免税手続きをするまで
免税の条件を満たした次のステップはいよいよ買い物です。
買い物の流れについて説明します。
買い物前の準備 (お得なクーポン情報も)
日本の主な免税店
まずは免税店の調査+クーポンについて調べましょう。
僕が日本へ一時帰国した時はイオンで日本食料品(カップ麺や調味料)+日用品を爆買い。
ユニクロで服やヒートテックなどのインナーも買い足します。
エディオンでパソコン用マウスやイヤホンなどのガジェットを購入。
たまにJINSでメガネの買い替えをします。
特にエディオン(EDION)や薬局のサンドラックは消費税10%+クーポン7%の合計17%割引きの特別価格で購入が可能です。
以下にリンクを貼っておきます。
海外在住者はぜひ利用しておきたいところです。
特に僕は頭痛薬や胃薬は海外生活に必需品と思っているので毎回サンドラック or ドン・キホーテで購入して出国します。
買い物前に持ち物チェック
パスポートとビザを必ず持って買い物に出かけましょう。
消費税の免税手続きに必需品です。
いざ買い物へ!!
商品を選びましょう。1回の購入金額が5,000円以上500,000円以下(税抜き)となるので注意です。
5,000円以上を確保するためにまとめ買いは必須です。買い物前にメモなどに購入品リストをまとめておきましょう。
その後は免税店のレジで免税で購入したいと伝える→税抜き価格で支払います。
① 買い物をした本人が当日中(免税手続きの受付時間内)に免税手続きをする
② 必要物の提示する
- 購入商品のレシート(領収書は不可)
- 本人のパスポート(入国スタンプがあるものに限る)
- 購入商品
- (必要であれば)クレジットカード(※パスポートとカードの名義一致が必要)
③ 購入者誓約書へサインする
④ 書類と免税品を受け取る
店員さんが免税書類をホッチキスでパスポートに貼り付けてくれます。
免税での買い物はレアケースですので、不慣れな店員さんだと時間が掛かります。
時間をつぶせるよう本やKindleなどがあれば、準備万全ですね!
出国時に空港の税関で書類を提出する
免税品はスーツケースに入れても問題ありません。
税関は保安検査場を通過した後にあります。
免税品を出すように言われないかいつも不安になりながら、税関に行きますが、パスポートを渡し、添付された書類を外されただけで手続き完了します。
今まで5回以上、免税で買い物してきましたが、免税品の確認で一度もスーツケースの中を見せろと言われたことはありません。
まとめ
正直な話、日本の免税制度は優れています。
海外旅行によく行く人なら理解できると思いますが、海外のスタンダードとして
お店で税金の支払い→空港で税金の返金→時間めっちゃ掛かります。
空港に遅くついて税金の払い戻しを忘れるパターンもあります。
日本ではその場で消費税10%が帰ってきます。
非常にお手軽です。一時帰国中に免税で買い物するのはハードルが低いです。
全海外在住者は利用すべき制度です。
それでは。
Adiós