どうも、メキシコ駐在員のフアニートです。
今回の記事ではメキシコビザ(FM3)取得の流れについて解説します。
メキシコビザ取得の流れ
メキシコビザを取得するのにトータルで2~5ヵ月程の時間が掛かります。
それほど複雑ではありません。順を追って説明します。
就労ビザ取得の申請 (メキシコ現地で申請)
・パスポートコピー
・ビザ申請書
申請書の情報は以下のようなものになります。
- Información básica | 基本情報
- Características físicas | 身体に関する質問
- Lugar de procedencia | メキシコ入国前の住居に関する質問
- Informacion previa a la inmigración a México | メキシコ入国前の仕事に関する質問
- Actividad en Mexico | メキシコでの勤務に関する質問
- Domicilio en Mexico | メキシコの住所
申請が受理されるとメキシコ移民局(INM)からNUT番号が付与付与されます。
Número Único de Trámiteとよばれる入国許可番号です。
日本のメキシコ大使館で面接予約をするために必要な番号です。
INM=Instituto Nacional de Migración / メキシコ移民局
日本のメキシコ大使館で面接
メキシコ大使館(日本)でビザの面接予約をします。
面接はメールで予約を行います。
下記の情報をagendajpn@sre.gob.mx宛に送ります。
・氏名(ローマ字)
・生年月日
・NUT番号
・出生地
・国籍
・電話番号
・希望日(第三希望まで)
ビザ面接は平日の午前中に行います。
予約の空き状況によっては面接日のご希望に添えない可能性もあります。
詳細は以下のページに記載しております。
日本以外でもアメリカやその他の海外にある在メキシコ大使館なら面接可能となります。
就労ビザの取得は渡航後に引き続き進められます。
メキシコへ入国
入国許可証取得後180日以内にメキシコへ入国が必要です。
以下が入国後のビザ申請の主な流れです。
【空港にて】
・入国審査でFMMカードとともにパスポートに貼付された仮ビザを審査官に提示する
・FMMの切替欄に有効期間「30日」と記載される
メキシコ入国後の手続き
入国後、30日以内に弁護士 or 会社の総務担当者を通して就労ビザの申請を行います。
移民局に以下の必要書類を提出します。
- パスポート原本とコピー
- 仮ビザ原本とコピー
- FMM(入国審査カードの半券)
- 現金(4739ペソ)
その後の流れはこんな感じです。
- 20日以内にビザ審査が完了し、ビザ発給の許可を得る
- 移民局に行って、写真撮影、指紋採取、署名を行う
- メキシコビザ(FM3)を受け取る
アグアスカリエンテスの移民局の場所と概要について以下で説明します。
アグアスカリエンテスの移民局の場所と概要
名称 | Instituto Nacional de Migración – INM / メキシコ移民局 |
---|---|
住所 | Lic. Miguel de la Madrid 2790, Corral de Barroso, 20900 Jesús María, Ags.(Google map) |
電話番号 | 449-915-6069 |
HP | https://www.gob.mx/inm |
営業時間 | 月~金曜日 9:00~15:00 |
定休日 | 土~日曜日 |
駐車場 | メキシコ移民局の前に駐車場あり。 |
備考 | 駐車場が満車の場合は路上駐車。 |
午後の遅い時間帯となると移民局が込み合うので8:30に移民局に行って待機したほうがベターです。
また待っている時に僕はよく移民局の横にあるカフェ(La Roma)を利用します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
基本的には出向先の現地法人の総務担当者や前任の日本人駐在員のサポートによって手続きや準備をすることになります。
またメキシコビザ(FM3)現地法人側も弁護士へ相談したり外注したりする内容です。
1人で抱え込まずにわからないことはどんどん聞いて、調べて
手続きを早く終わらせるようにしましょう。
メキシコビザ(FM3)は重要書類です。
あとで運転免許証の取得や引っ越し、各種手続きに必要になってきます。
それでは。
Adiós