どうも、メキシコ駐在員のフアニートです。
2022年3月にアグアスカリエンテス空港からアメリカのテキサス州・ダラス・フォートワース空港を経由して羽田空港に戻るルートで一時帰国をしました。
現在のコロナ過で一時帰国がどのような流れになるのか本記事で徹底解説したいと思います。
メキシコ出発前のCOVID-19陰性証明書の準備
メキシコから日本への一時帰国前はPCR検査を受けてCOVID-19に関する陰性証明書を入手しなければいけません。
しかしながら、2021年12月にオミクロン株の拡大で、出発直前に各国の規制が変更となりました。
具体的な変更内容はアメリカ入国(トランジット含む)は陰性検査が出国3日前以内→1日前以内となることです。
現在、日本人も含め全ての入国者や帰国者は入国にあたり、出国前72時間以内に実施したCOVID-19に関する検査による「陰性」であることの検査証明の提出が求められます。
アグアスカリエンテスで陰性証明書を入手する手順については以下の記事で徹底解説しております。
アグアスカリエンテス国際空港
2022年3月上旬、アメリカンエアライン AA3687 アグアスカリエンテス→ダラス便に搭乗しました。
午前4時30分に空港に到着しました。
すでに受付に行列ができていました。
まずはチェックインカウンター前のテーブルでスーツケース内の爆発物検査をします。
専用の紙でスーツケースを拭って、検査装置にかけて爆発物がついていないか確認されます。
検査終了後はもちろん荷物を触ることは禁止されていますので、検査前にしっかり荷物を整理しておきましょう。
アメリカンエアラインのチェックインカウンターで以下のものを確認されました。
- 日本入国用「陰性証明書」 (厚生労働省の指定フォーマット)
- 日本入国用「質問票」のQRコード(スクリーンショット)
- ワクチンパスポート(ワクチン接種証明書の確認)
- アメリカンエアラインアプリの入力
- 「my SOS」のアプリのインストール確認
チェックインが完了した後はイミグレーションで出国手続きをします。
出張者はFMMの半券とパスポートの提出、メキシコビザ取得者はFM3とパスポートを提出します。
空港保安検査を通過して、中の待合室には大手ハンバーガーチェーンの「Carl’s Jr」があります。
こちらは早朝だったのか営業しておりませんでした。
定刻の午前6時30分に無事に出発しました。
ダラス・フォートワース国際空港
2022年3月上旬、日本航空(JAL) JL11 ダラス→羽田便に搭乗しました。
ダラス空港のイミグレーションがめちゃくちゃ混んでいました。
イミグレーションではワクチンパスポートや陰性証明書などの確認は無しでした。
空港にはファイザー及びモデルナのワクチン接種ブースがありました。
搭乗時間まではJALラウンジ「Admirals Club」で過ごしました。
JALラウンジ「Admirals Club」のレビュー記事は以下です。
JAL搭乗前のカウンターで以下の確認がありました。
- 日本入国用「陰性証明書」 (厚生労働省の指定フォーマット)
- 日本入国用「質問票」のQRコード(スクリーンショット)
- 「my SOS」のアプリのインストール確認
機内では以下の書類が配られました。
① 宣誓書
② 健康カード
③ 質問票
④ 携帯品・別送品申告書
CAさんとお話しましたが、この日のフライトは全員で約40名の乗客で、ビジネスクラス10名、エコノミークラスが30名ほどだったそうです。
海外駐在員あるあるで機内食の日本食でテンション上がってました。
ビーフカレーセット(昼食)👇👇
吉野家の牛丼セット👇👇
成田国際空港
飛行機はオンタイムで15:30に着陸しました。
日本入国までの流れは以下です。
【日本🇯🇵入国までの流れ】
ダラス→羽田の機内で資料を渡されて記入
1. 誓約書
2. 質問表
3. 健康カード
4. 関税申告書【成田到着後の検疫手続きの流れ】
1. QRコード確認
2. 書類確認
3. 検体採取(唾液)
4. アプリインストール(My SOS)
5. 質問表の登録
6. PCR結果通知
7. 陰性ならホテルへ移動 pic.twitter.com/eDQN7EHcaM— フアニート🇲🇽メキシコ駐在員✖️ブログ (@Juanito_agsmx) March 2, 2022
今から解説する入国までの流れはファストトラックを利用した僕の体験談です。
ファストトラックとは?
海外から日本に入国する前に、「MySOS「というスマートフォンのアプリ上で、
あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくことができるものです。
ファストトラックを利用する場合は
「出国前72時間以内の検査証明書、個人誓約書、ワクチン接種証明書等の書類」
の確認手続きを入国前に済ませることができます。
皆さんに一番伝えておきたいことは「My SOS」をダウンロードすることによって羽田空港での待ち時間が一気に少なくなるということです。
搭乗便到着予定日時の16時間前までにアプリ上での事前登録が完了していない場合は、ファストトラックをご利用頂けません。
QRコード確認
ここのQRコード確認で「ファストトラック」が利用できるかできないか振分けられます。
事前にスクショを必ず取っておきましょう。
書類確認
ここでは機内で配られた資料について不備がないか確認されます。
書類を事前に準備しましょう。
検体採取(唾液)
羽田空港でのPCR検査は唾液検査です。
専用の検査キットが渡されます。
アプリインストール(My SOS)
インストールしたアプリ「My SOS」の詳細設定を空港スタッフの人と一緒にやっていきます。
空港スタッフさんは一日膨大な作業をしていると思いますが、とても丁寧に教えて頂けました。
質問表の登録
日本入国用「質問票」のQRコード(スクリーンショット)を空港スタッフさんへ見せます。
ここで質問票の登録をして頂けます。
またメキシコは日本政府が指定する「強制隔離ホテル」へ入所することになります。
目印として腕に以下のような緑のホルダーをかけることになります。
PCR結果通知
全ての手続きを終えれば待合室にてPCRの検査結果を待ちます。
PCR検査が完了した順番に番号で呼ばれて、1人1人に検査結果を伝えていきます。
陰性ならホテルへ移動
無事に陰性が確認できれば、バスで隔離先のホテルへ向かいます。
どのホテルに着くかは事前に知ることが出来ません。
いわゆる、「強制隔離ガチャ」です。
集団行動となるのでお金を下ろしたり、wifiルーターのリースの手続きをしたりなどが出来ません。
一時帰国でインターネットが使用できないのは辛いですよね…
出国前に事前にwifiルーターを予約して、自宅に郵送しておきましょう。
WiFiレンタルどっとこむなら
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
こちらの記事が一時帰国される人の役に立てれば嬉しいです。
※本記事は2022年3月4日現在の情報となります。
入国規制などにより、本文でご紹介した内容から変更になることもあります。
最新の入国の条件は必ずご自身でご確認ください。
強制隔離や隔離先のホテルについて解説した記事は以下です👇👇
それでは。
Adiós