どうも、メキシコ駐在員のフアニートです。
英語と比較してスペイン語検定の情報が不足していて困りますよね。
- スペイン語検定の基本情報
- スペイン語検定のおススメの参考書
- スペイン語検定の勉強方法
スペイン語検定4級は文法範囲が接続法現在までです。
スペイン語文法を1周勉強してみて力試しをしてみたいと思う人へ受験をおススメします。
他のスペイン語検定について書いた記事は以下となります👇👇
スペイン語検定4級のレベルは?
スペイン語技能検定 | ヨーロッパ言語共通参照枠 |
1級 | C1~C2 |
2級 | B2~C1 |
3級 | B1 |
4級 | A2 |
5級 | A1 |
6級 | Pre A1 |
上記の表によるとスペイン語検定4級はDELE A2のレベルと同じになります。
※ヨーロッパ言語共通参照枠 Common European Framework of Reference for Languages(CEFR)とは、欧州評議会で定めた外国語の学習到達度を示す指標です。
スペイン語検定4級とDELE A2を比較してみました。
項目 | スペイン語検定 4級 | DELE A2 |
試験時間 | 50分 | 169分 |
試験内容 | 筆記:40分、リスニング:10分 | 読解問題:60分、聴解問題:40分、文章表現問題:45分、口頭表現問題:24分 |
合格基準 | 正解率70% | Grupo1(読解・作文)Grupo2(聞き取り・面接)の両方とも60%以上(50点満点中30点以上) |
試験日程 | 年2回(6月、12月) | 年3回(5月、7月、11月) |
受験料 | 7,000円(オンライン申込) | 13,000円 |
上記の表から個人的には西検4級はDELE A2より易しいと考えます。
DELE B1の問題集のリーディングとリスニングの勉強をしていれば、西検4級も楽々とクリアできると考えていいでしょう。
- 大学生や社会人でスペイン語圏への学部留学を考えている
- スペイン語専攻の学生で大学卒業までに実力をつけたい
- 将来、スペインやメキシコなどのスペイン語圏で働きたい
- 文法が一通り終了して、初級から脱却しようとしている人
スペイン語検定4級の試験形式
それでは試験の形式について見ていきましょう。
試験の全体像を掴むことは試験合格の近道です。
スペイン語検定の試験内容
スペイン語検定は模擬試験がHPに公開されています。
難易度や形式についてはサンプル問題を確認することは最重要です。
以下にリンクを貼っておきます👇👇
スペイン語検定の概要
- 直説法〜接続法現在までの文法事項が試験範囲
- 試験時間は50分(筆記40分、リスニング10分)
- マークシート式
- 問題は全部で35問
- 語彙数 約1,500語
スペイン語検定の問題
問題 | 問題数 | 形式 | 内容 |
第1問 | 10問 | 文法問題 | 動詞の活用、関係詞、前置詞、数字などを正しく理解しているか |
第2問 | 5問 | 文法・作文問題 | 日本語の文を適切なスペイン語で作文できるか |
第3問 | 5問 | 語彙問題 | 名詞と形容詞や、動詞と名詞の関連、成句表現、類義語・反意語などを正しく理解しているか |
第4問 | 5問 | 語彙問題 | 会話の内容を正しく理解しているか |
第5問 | 5問 | 長文読解問題 | 100〜150 語程度のスペイン語の説明文や日常のエピソード |
第6問 | 5問 | リスニング問題 | 150〜200 語程度のスペイン語による会話 |
スペイン語検定4級のおススメ参考書
スペイン語検定4級に合格するための参考書を3つ紹介します。
紹介する参考書は総合力、文法、単語に分けており、バランスよくスペイン語力を伸ばすことが出来ます。
スペイン語検定4級対策の参考書
スペイン語検定対策4級問題集[改訂版]
みなさんもご存じの通り、2021年4月にスペイン語検定の出題内容がリニューアルされました。
この問題集はリニューアル後の問題にも対応できる内容です。
本書は以下のような構成になっています。
問題集の構成
- 1章:動詞活用問題
- 2章:語彙問題
- 3章:西文和訳問題
- 4章:西作文問題
- 5章:聞き取り問題(CD付き)
- 6章:模擬試験2回分
- 解答・単語集
この一冊を繰り返し演習することで合格を目指せます。
少なくとも1週は問題を解くようにしましょう。
- スペイン語検定対策の代表的な参考書
- 模擬試験2回+巻末に単語集つき
- リスニング力も同時に鍛えられる
- 巻末には難易度の高い語彙をまとめた単語集付き
極める! スペイン語の動詞ドリル
スペイン語検定4級は文法中心の問題構成となっております。
本書を完璧にするまで繰り返し演習しましょう。
- 一冊でスペイン語文法を全て網羅できる
- 直説法現在から接続法までを網羅
- スペイン語のゆるぎない基礎を作るための問題集
- 収録されている問題は約3200題
たくさん問題を解きたい人にオススメです。
キクタン スペイン語【初級編】基本1000語レベル
僕もスペイン語単語帳を何冊か持っています。
スペイン語検定4級レベルでは本書で十分です。
この一冊を完璧にしてスペイン語基礎力を上げましょう。
- 目と耳をフル活用して覚える
- 名詞と動詞をセットで覚えられる
- 日常会話でよく使われる語彙536語を収録
- CD音源を聞いてるだけで楽しく単語を覚えられる
キクタンはアマゾンオーディブルへ登録すれば30日間無料でオーディオブックが利用できます。
以下の記事で登録&退会方法についても解説しています👇👇
その他
上記の参考書にプラスして以下の学習媒体をおススメします。
特に辞書はスペイン語学習には必須なので早めに購入するようにしましょう。
小学館 西和中辞典〔第2版〕
スペイン語検定において単語力はかなり重要です!
参考書を進めるうちに今まで知らなかった単語が出てくるのでこの辞書で調べます。
他の辞書と比較しても圧倒的な単語数が掲載されています。
書籍名 | 小学館 西和中辞典〔第2版〕 | クラウン西和辞典 | 現代スペイン語辞典 |
表紙 | |||
収録単語数 | 約80,000語 | 約52,000語 | 約46,500語 |
価格 | 7,260円 | 5,170円 | 4,400円 |
その他
このような人は以下の東京外国語大学言語モジュール(オンライン)でスペイン語文法学習を進めることができます。
一通りの文法が網羅されているので一度覗いてみて下さい。
スペイン語検定4級に合格するための勉強方法
スペイン語検定4級に合格するまでの勉強方法ですが、確実に合格を目指すのであれば、紹介した問題集を各2周します。
僕は要領が良くない凡人です。
それをカバーするには圧倒的な演習量です。
僕はこう信じています。
実際にこの演習を進めることによってスペイン語の実力は伸びました。
以下のように勉強を進めていきましょう。
- キクタン スペイン語【初級編】基本1000語レベル
を1周する。 - 同時並行で極める! スペイン語の基本文法ドリル
を1周する。 - 分からない単語・表現をノートにまとめる → 毎日復習する。
- スペイン語検定対策4級問題集[改訂版]を一周する。
- 4級問題集のリスニングをシャドーイングで1週する。
- 検定対策問題集で未習の単語・表現をノートにまとめる → 毎日復習する。
- 2週目も同じように解いていく。
かなり時間がかかるメニューですが、本気でやれば必ずスペイン語検定4級に合格する実力が身に付きます。
ぜひ実践してみてください。
ネイティブスピーカーをマネすることによって発音、リズム、音の強弱、イントネーションを改善できます。
最速でより伝わりやすいスペイン語を身につけることができるます。
練習を重ねることでリスニング力、スピーキング力、語彙力の強化にも繋がります。
つまりバランスよくスペイン語検定対策ができます。
もっとリスニング力を鍛えたいならスパニッシュオンラインがオススメ
スペイン語検定4級はスペイン語の面接などはありませんが、リスニング問題があります。
リスニングの基礎力をつけるためにはネイティブの生きたスペイン語を聞くのが一番です。
日本に住んでいるとスペイン語ネイティブの人と話す機会も少ないと思います。
そんな時に役立つのがスペイン語オンラインレッスンです。
スパニッシュオンラインは495円/25分から受講できます。
無料体験レッスンもできるので、一度お試しで受講することをおすすめします。
特典の申し込み方法やスパニッシュオンラインの詳細については以下の記事で紹介しています。
\当ブログ限定で1,500円分のポイント進呈/
その他のオンラインレッスンとも比較したい!と思う人は次の記事を読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スペイン語検定4級の特徴について下記にまとめます。
- 問題数は35問でマークシート形式(選択形式)
- 文法・語彙問題中心に出題される
- スピーキングテストは無し
- 長文は長くても150文字程度
- 初心者から中級者への登竜門
スペイン語検定4級はリニューアルされて難易度が少し下がったと言われています。
スペイン語学習者にとってこれはチャンスと言えます。
また試験勉強のプロセスで自分のスペイン語力がグングン伸びるのが実感できます。
非常に良い「自己投資」となることは間違いないです。
それでは。
Adiós